CentOS7にバージョンを指定してMariaDBをインストールする
【概要】CentOS7に指定したバージョンのMariaDBをインストールする方法についてまとめます。ここでは2020/12/22現在、Old Stable版の10.4をインストールする方法を例として記述します。【詳細】1. インストール済みパッケージの確認yum list installed | grep -i mariadb2. 古いバージョンを削除するyum remove mariadb-libs3. MariaDB.repoを作成するインストールしたいバージョンのMariaDB.repoを作成する必要があります。MariaDB FoudationのサイトにてOS、バージョンを指定して設定内容を取得します。自分が実行したバージョンは「CentOS」「CentOS 7 (x86_64)」「10.4 [Old Stable]」を押下後、作成するMariaDB.repoの内容が出力されます。・MariaDB.repo作成touch /etc/yum.repos.d/MariaDB.repo・MariaDB.repoに設定を記述するvi /etc/yum.repos.d/MariaDB.repo設定内容# MariaDB 10.4 CentOS repository list - created 2020-12-16 07:55 UTC# http://downloads.mariadb.org/mariadb/repositories/[mariadb]name MariaDBbaseurl http://yum.mariadb.org/10.4/centos7-amd64gpgkeyhttps://yum.mariadb.org/RPM-GPG-KEY-MariaDBgpgcheck14. MariaDBをインストールするyum install MariaDB-server MariaDB-client・インストール実行例下記はインストールコマンド実行時の出力結果例です。以下のように10.4のバージョンがインストールする事が明示されれば成功です。...省略...Dependencies ResolvedPackageArchVersionRepositorySizeInstalling:MariaDB-clientx86_6410.4.17-1.el7.centosmariadb12 MMariaDB-serverx86_6410.4.17-1.el7.centosmariadb26 M...省略...Cf. MariaDB-develをインストールするyum install MariaDB-devel5. MariaDBバージョン確認mysql -V出力結果例mysqlVer 15.1 Distrib 10.4.17-MariaDB, for Linux (x86_64) using readline 5.1無事MariaDB10.4がインストールされた事が確認できました。