sarコマンドでインストールと設定方法、使用例についてまとめています。
使用例に関してはメモリ、CPU、ネットワーク使用状況を確認する方法について記述しています。
1. sarコマンドインストール
yum install sysstat
※ インストールしてから過去のメモリ使用ログが閲覧可能になります。
2. /etc/cron.d/sysstatを編集して設定を変える
vi /etc/cron.d/sysstat
下記のデフォルト設定では10分おきにログが出力される事が指定されています。
*/10 * * * * root /usr/lib64/sa/sa1 1 1
5分毎のログを出力する場合、「*/10」の部分を「*/5」に変更します。
ただ、ここでは設定変更方法をまとめているだけで、帰る必要がなければこの項目はスキップして下さい。
・メモリログを確認
sar -r
10分置きのメモリ使用状況等が見れます。
・saログから確認する
下記に日別ログが格納されています。
/var/log/sa/sar**
**は日付です。
よって目的の日にちのsar**ログを見れば日毎のログが確認可能です。
「sa10」のファイルのログを見る場合の例文は下記になります。
sar -r -f /var/log/sa/sa10
・CPU使用率を確認する
sar -u
[概要]
ネットワーク使用量と使用量の計算方法や単位についても例と共に記述しています。
[詳細]
・sarコマンドでNIC全体の状況確認
コマンド
sar -n DEV
出力結果
14時05分52秒 LINUX RESTART
14時10分01秒 IFACE rxpck/s txpck/s rxkB/s txkB/s rxcmp/s txcmp/s rxmcst/s
14時20分01秒 eth0 10.36 4.13 0.68 0.29 0.00 0.00 0.00
14時20分01秒 eth1 1717.66 2766.11 283.04 2928.72 0.00 0.00 0.00
14時20分01秒 lo 0.01 0.01 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
......
・特定のNICのみ出力したい場合
Eth1のみを出力する。
sar -n DEV | grep 'eth1'
出力結果例
13時40分01秒 IFACE rxpck/s txpck/s rxkB/s txkB/s rxcmp/s txcmp/s rxmcst/s
13時40分01秒 eth1 332.31 506.85 106.87 556.60 0.00 0.00 0.00
・sar -n DEVコマンドの項目について
* rxpck/s: 受信パケット数/秒
* txpck/s: 送信パケット数/秒
* rxkB/s: 受信パケット(kB)/秒
* txkB/s: 送信パケット(kB)/秒
・パケットとbyte計算
1 パケット = 128 byte
・13時40分01秒の受信パケットとbyte
上記を踏まえて、10で割って、1分当たりのbyte数とkb数を計算しています。
・1分当たりのパケット
19938.6パケット/分
・1分当たりのbyte数
2552140.8byte
・1分当たりのkb数
2492.3kb